【よくある疾患シリーズ】観賞魚の白点病
今回はアクアリストが一度は経験する憎き宿敵「白点病」です。
実は海水魚と淡水魚で病原体が違うのをご存知でしたか?
白い点が付いたらみんな白点病、というわけでもなく、ウーディニウム病やリムフォシスチス病と混同されていることも多いです。
結局のところ感染症ですので、感染体を以下にお魚さんに感染させないか、という部分で言うと、人の感染症と一緒です。
例えば、インフルエンザが流行している時、子どもさんが学校でもらってきて親子一緒に感染、、、なんてことありますよね、人が密集するライブ会場などに行ってもらってくる、何てこともありますし、換気が悪いお部屋だとよくないですよね?基本的には水槽のお魚さんも考え方は同じです。
インフルエンザと決定的に異なるのは、体表に付着する点と、寄生虫がくっついたり離れたりする、という点です。
私の経験上最も予防効果があるのは、適切な水質管理に加えて、紫外線殺菌灯の設置と、デトリタス(水槽の底にたまる汚れのこと)の除去です。海水魚の場合には水流ポンプを設置して水槽内に淀みが起こらなくすることも重要です。
お薬はあくまでそのベースあってこそです。
体色が濃いお魚だと色が褪せてしまったり、シリコン部分がお薬を吸着するとエビやサンゴが飼えなくなったり、古代魚やナマズ(鱗がない魚)に薬が使いにくかったりとデメリットもあります。
感染が認められた場合にはベアタンクに隔離して、栄養価の高い食事と頻回の水換えを実施することで寄生虫数を減らすこともできます。
日常的に予防に努めましょう!!